僕は香川県の田舎で土木業を営む家庭に生まれました。

きょうだいは姉が二人います。

小さい頃から父に現場に連れ回され、自家用車よりユンボなどの重機に乗る時間が長い毎日を過ごしました。住宅建設の現場では大工さんをはじめ、たくさんの職人さんが居ました。職人さんの作業する様子はとてもカッコ良くて、僕は飽きもせずずっと眺めていました。

高校2年生の秋に友達の誘いで写真部に入部。カメラの機械としての面白さ、撮影した写真を現像するプロセスの奥深さに魅了され、写真漬けの毎日。大学時代は写真部の部長を務めるまでになりました。

社会人になり、プラントエンジニアとしての13年のキャリアを積んできた中で、

様々なプロジェクトに携わり、技術的な経験を深めてきました。
エンジニアの仕事は、常に細部にわたる計画と調整が求められ、多岐にわたる要素を組み合わせながらプロジェクトを進めるスキルを身につけました。

しかし、キャリアの中で感じたのは、直接的にお客様に喜んでいただく瞬間が欠けていたことでした。
技術的な仕事は充実していましたが、その裏に潜むクリエイティブな面に興味を抱き、もっと直接的に人々の喜びを感じたいという強い想いが芽生えました。

この想いを胸に、2022年2月に会社員としてのキャリアから卒業し、
フォトグラファーとしての新たな一歩を踏み出しました。
新たな挑戦には緊張と期待が入り混じりますが、お客様に喜んでいただける瞬間を追求し、写真を通じて感動を共有できることを心より楽しみにしています。

エンジニア時代の経験がもたらす計画性や調整力を基に、お客様とのコミュニケーションを大切にし、撮影に臨みます。
お客様のご要望を理解し、その期待を超える写真をお届けできるよう、精一杯努めてまいります。